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観葉植物の育て方❸施肥-Ⅰ

❶置き場所、❷水遣りとご説明してきました。

観葉植物の育て方で重要なのはこの❶と❷で

あとは適当でもなんとかなる・・。

でもどうせならしっかりと育てたい、管理したいと

思うのは愛着が湧けば当然ですよね!?

枯れないように維持・管理できたら次はより良く育てたくなるもの・・!

そう、自分好みに“仕立て”られたら

それはまさに自分だけのONLY ONEの植物です!愛着も湧きまくることでしょう!

今回はそうなる第一歩として施肥、つまり“肥料”“施す”という事をご説明していきます。

 

観葉植物に限らず、鉢植えの植物は鉢内の限られた用土の中にある栄養分と水だけで枝を伸ばし葉を芽吹かせ、花を咲かせ、実を結び、やがて種子を残すという一大サイクルを行っています。

日本の心とも言っていい園芸の集大成技術である盆栽、これはまさに鉢内で四季を表現し、

木を芸術の域まで高めて魅せるという素晴らしい技術です。

 

観葉植物はその植物の一大サイクルである花、実、種子という最もクライマックスな行事が無く、

周年葉を茂らせているという感じなので、肥料はそこそこで大丈夫といえば大丈夫です。


花・実・種というのはもう人でいえば結婚、出産というような人生クライマックス的な一大行事ですから

さしずめ観葉植物は気ままな独身貴族といった感じでしょうか?


そんな例えはさておき、葉を茂らすだけでもエネルギーは使うもの・・。また、根だって張ってきます!

限られた鉢内の栄養素では栄養不足になってしまう・・。そこで施肥。

肥料です!


観葉植物は熱帯地方出身が多いですから、暖かい時には盛んに成長します。

逆に寒い時には成長が止まります。

当然、暖かい時期に施肥を行うと盛んに肥料を吸収します。

食べ盛りの子供のようなものです。

ただ、胃袋に限界があるように過度にあげすぎては肥料過多で逆に弱ってしまうのです。


そして寒い時期には熊のように冬眠しているわけですから、肥料は吸収しません。

人で例えると冬季の観葉植物はずっと風邪ひいて弱っているようなもの(ちょっと違うかも・・)。

そうして考えていくと、肥料もあげるタイミングがお分かりになってくると思います。


ほとんどの観葉植物は春先の葉が展開してくるころに施肥を行い、

休眠する晩秋から冬にかけては施肥を行いません。水はあげます。

人も風邪ひいてても水分は取りますからね。

 

肥料の話も長引きそうなので、一旦区切ります。

こうご期待!


 

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